鼠径ヘルニア・脱腸の治療｜滋賀大津そけいヘルニア外科クリニック

そけい部ヘルニア治療の専門クリニック

当院はそけい部ヘルニア（鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア）に特化した専門クリニックです。そけい管内水腫（女性のNuck管水腫）にも対応しております。
多数のそけい部ヘルニア治療に携わってきた日本外科学会専門医、日本消化器外科学会指導医が、全ての患者さまを責任持って担当します。

早期の社会復帰が可能な日帰り手術

当院はそけい部ヘルニアの手術を日帰り手術で行います。
手術時間は50分程度、術後2時間程度で帰宅となります。術後は24時間、医師と連絡がとれる体制をとっております。
日帰り手術は、日常生活のリズムを崩すことがありませんので、心身ともに負担が少ない治療となります。
滋賀県で「そけい部ヘルニアの日帰り手術」を行う初めての施設となります。日帰り手術治療の経験豊富な医師が対応しますので、お気軽にご来院ください。
（当院で治療をご希望の患者様で、手術日当日に入院をご希望の場合、提携施設のJCHO滋賀病院での入院が可能です。詳しくはコチラをご確認ください。）

身体に優しい腹腔鏡手術

そけい部ヘルニアに対する腹腔鏡手術は、
「鼠径部ヘルニアガイドライン」において、術後の痛みが少なく、社会復帰・仕事復帰が早いとされております。
当院ではさらに、傷が一つの腹腔鏡手術（ヒトツキズ腹腔鏡）を行っています。より低侵襲な治療で、患者さまの負担が軽減するようにしています。
一方、腹腔鏡手術よりも、そけい部切開法が適した患者さまもおられます。外来で治療方針についてしっかりと相談させて頂き、患者さま一人一人に合った治療方針をご提案します。

そけい部切開法

そけい部切開法とは、そけい部に約5cm程度の切開を行い手術をする方法です。
腹腔鏡手術とそけい部切開法で、再発率は同等です。若年女性のそけいヘルニアやそけい管内水腫に対しては、メッシュを使用しないそけい部切開法をお勧めしております。その他、患者さまによっては、腹腔鏡手術よりもそけい部切開法をお勧めする方がおられます。治療方針については、ご納得頂けるまでしっかりご説明致しますので、お気軽にご相談ください。

治療スケジュール

当院の典型的な治療スケジュールは、
以下5回の通院になります。

初診日約45分～1時間程度

問診、身体所見、超音波検査を行った上、そけい部ヘルニアで手術をご希望の場合は手術日を決定します。手術日が初診日から1カ月以内の場合は、同日に術前検査を行います。

（注）そけい部の状態によっては、CT検査が必要となることがあります。
また、年齢や心疾患の既往により、提携施設で心臓の超音波検査を受けて頂くことがあります。

術前説明約30分～45分程度

術前の検査結果と手術の詳しい説明を行います。

手術

麻酔導入30分、手術時間は50分（片側）、術後2時間は回復室で安静となります。
回復室で飲食や歩行が可能な事を確認してからご帰宅となります。
術後はご自身での車・二輪車・自転車の運転はできませんのでご注意ください。

（注）手術時間や麻酔時間、回復室での滞在時間は、平均的な患者さまの場合になります。
患者さまの全身状態やそけい部ヘルニアの状態により、これら実際の時間は変動します。

術後1週間約10分～15分程度

創部とそけい部の確認を行います。
術後4日～1週間程度を目安にご予約頂きます。

術後1カ月約10分～15分程度

創部の状態や鼠径部の症状について確認します。
手術と反対側のそけい部ヘルニアの発症リスク評価を行います。

※ そけい部の状態によって術後6カ月の診察をお勧めする場合がございます。
なお、重篤な基礎疾患がない75歳以下の患者さまで、諸事情（ご自宅が遠方など）により頻回な通院が困難な方に関しましては、上記2（術前説明）を初診日に行うことも可能です。
その場合、初診のご予約をお取りになる時に、診療時間終了の2時間前（火曜・金曜は17時、水曜・木曜・土曜は15時）までのご予約と、術前説明を希望の旨を、お電話またはWEB予約時にお伝え頂くようお願い致します。