腹腔鏡手術による治療費用

当院でのそけい部ヘルニアに対する治療は、全て保険診療で受けていただけます。
標準的な術式である腹腔鏡手術を受けられた場合、多くの患者様は高額療養費制度のご利用が可能です。高額療養費制度を適用して治療を受けた場合の、ご負担額の具体例は以下の通りです。一方、概算年収が770万円以上の患者様（69歳以下で区分「ア」、「イ」、70歳以上で「現役並み2」、「現役並み3」に該当）は、高額療養費制度の上限額まで達しませんので、通常通り3割負担の11万〜12万円程度のご負担となります。
（以下は目安の金額になりますので、費用の詳細に関するご質問は当院までお問合せ下さい。）

高額療養費制度について

高額療養費制度とは、「医療費による家計への負担を軽減するために、医療機関の窓口で支払う医療費が1か月の上限額を超えた場合、その分が支給される制度」になります。
医療費の上限額は、年齢や所得によって変わります。69歳以下の平均的な所得収入の方の場合、1か月の上限額は57600円または80100円となります。また70歳以上で年金生活の方の場合は、18000円が上限となります。詳しくは以下の動画をご参考下さい。
クリニック受付でもご質問を受け付けておりますので、遠慮なくお聞き下さい。

高額療養費制度について(動画)

著者情報

安川 大貴

滋賀大津そけいヘルニア外科クリニック 院長
日本外科学会 外科専門医、日本消化器外科学会 消化器外科専門医

「患者さまに寄り添った温かい医療」を信念に、2023年4月に滋賀県初の鼠径ヘルニア日帰り手術クリニックを開院。