滋賀大津そけいヘルニアクリニックでは、地域社会への貢献を目指すクリニックとして、SDGsの理念に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
当院のSDGsへの取り組みについてご紹介いたします。
SDGsとは
SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれます。
SDGsは、2015年の国連サミットで全会一致で採択された国際社会全体が取り組むべき目標です。これには17の目標と169のターゲットが含まれています。
SDGsの取り組み分野は、貧困の削減、格差の是正、気候変動への対策や環境保護、持続可能な生産と消費、平和構築など、幅広い課題をカバーしています。
SDGsには、企業、NPO/NGO、地方自治体、教育機関、そして個々の人々まで、すべてのステークホルダーが目標を共有し、各々の立場から積極的に取り組むことが期待されています。
そけい部ヘルニアの治療を通じて地域社会の健康に貢献
当院は、専門クリニックとして、そけい部ヘルニアに特化した診療を行っています。
疫学研究によれば、そけい部ヘルニアは男性の3人に1人が生涯で一度は罹患するとされ、外科手術の中でも手術件数が最も多い病気の一つです。
このように多くの人が罹患するそけい部ヘルニアに対して、当院は専門クリニックとして質の高い治療を患者さまに提供し、地域社会の健康に貢献します。
日帰り手術を通じて住み続けられるまちづくりに貢献
当院では、日帰り手術でそけい部ヘルニアの治療を行なっています。
そけい部ヘルニアに対する治療は、多くの施設では入院治療が必要とされています。しかし、一定の基準を満たす患者さまに対して、適切な管理下で習熟した医師が手術を行うことで、入院治療と同等の高い水準の治療を日帰り手術で実現可能です。
日帰り手術の大きなメリットは、入院による様々なストレスを伴うことなく、患者さまの日常生活の一環として治療できることにあります。
当院では、日帰り手術を通じて、患者様が健康で快適に住み続けられるまちづくりに貢献します。
ヒトツキズ腹腔鏡手術を通じて医療技術の向上に貢献
当院では、傷が一つの腹腔鏡(ヒトツキズ腹腔鏡)を用いたそけい部ヘルニアの治療を行なっています。
ヒトツキズ腹腔鏡手術は、従来の腹腔鏡手術に比べて傷が少なく、患者様にとってより低侵襲な治療を提供します。この術式(手術方法)を行うには、執刀医に高度な技術が求められます。
当院では、ヒトツキズ腹腔鏡手術による治療を通じて、医療技術の向上に貢献します。
環境問題を意識したクリニック経営
当院では、深刻化する環境問題に配慮したクリニック運営を行っています。
電子カルテの導入やIT化を推進することで紙の使用量を削減し、また医療機器の適切な廃棄を通じて環境保護に努めています。クリニック内では、LED照明の利用やエアコンの適正温度の設定による節電にも取り組んでいます。
環境に配慮したクリニック経営に努めることで、持続可能な社会への貢献を目指しています。
ジェンダー平等と女性のエンパワーメントの実現
当院は、年齢、性別、障害を問わず、すべてのスタッフが自身の能力を最大限に活かせる職場環境の実現を目指して取り組んでいます。
特に、女性スタッフの活躍促進と働きやすい環境の整備に力を入れており、意見の尊重や権限の委譲、週休2日制の導入、定時帰社の推奨など、多角的なアプローチで職場環境の改善を進めています。
当院では、スタッフ一人ひとりが互いを尊重し合いながら、自己実現を遂げると共に、チーム全体が協力し合う持続可能かつ生産性の高い職場環境の実現を目指しています。