そけい部(足の付け根)の筋肉や筋膜が弱くなって、おなかの中の腸や脂肪が皮膚の下に押されてくる病気です。
詳しくは、「そけい部ヘルニアについて」をご覧ください。
放っておいてはいけません。
そけい部ヘルニアの嵌頓(かんとん)を起こすと、腸が詰まってご飯が食べれなくなったり、腸が腐って、命に関わる事があります。早めに受診するようにしてください。
問題ありません。
そけい部の疾患は、そけい部ヘルニアだけでなく、そけい部のリンパ節腫脹・表皮嚢種(アテローム)・異所性精巣・精索水腫・Nuck管水腫・動脈瘤や静脈瘤・股関節疾患など多岐にわたります。
当院では、身体所見と超音波検査を用いて、多くの疾患を鑑別できます。また一部の非典型な疾患に対しては、CT検査を行い鑑別します。
そけい部の様々な疾患に精通しておりますので、少しでも不安がおありなら、遠慮なくご来院ください。
大丈夫です。
そけい部ヘルニアに対して、日本では多くの施設で入院治療が行われていますが、欧米では8割以上の患者さまが日帰り手術で治療されております。
安川医師は、これまでに「そけい部ヘルニア」専門施設で多数の日帰り手術を経験しており、日帰り手術のノウハウをよく理解しております。詳細な術前の問診や検査・患者さまへの説明、適切な手術、術後管理に渡って責任を持って対応致しますので安心して受診ください。また、術後は24時間医師と連絡をとれる体制を整えておりますので、何か少しでも不安があれば、遠慮なくご相談頂けます。一方、残念ながら当院で日帰り手術の適応とならない患者さまに対しては然るべき入院施設を責任持ってご紹介致します。ご理解の程、宜しくお願い致します。
術前・術後の食事や水分の摂取については、術前説明の際に、スタッフよりわかりやすく説明致します。
また内服薬の管理についても、同様に説明があります。
日常生活を不自由なく過ごされている患者さまの場合、多くの場合が可能です。
現状、下記の疾患既往がある患者さまに対しては、当施設で日帰り手術を提供しておりません。
・透析治療を受けられている方
・高度の心疾患・呼吸器疾患のある方
・重症筋無力症と診断され、治療を受けておられる方
年齢に関しては、上限を設けておりません。術前検査、日常生活の活動度、家族構成、家族のサポート体制などを総合的に考慮し、最終判断させて頂いております。
残念ながら日帰り手術の適応外と判断させて頂いた場合も、然るべき入院施設へご紹介させて頂きますのでご安心ください。患者さまの安心・安全な治療が何よりも優先されるべきと考えますので、ご理解の程、宜しくお願い致します。
まずは初診時に、身体所見と超音波検査で診断を行います。
そけい部ヘルニアと診断され、手術をご希望の場合は、手術日を相談の上、決定します。手術日から1カ月以内に、術前検査を行って頂きますので、初診日が手術から1カ月以内であれば、診察後に術前検査を行います。検査結果の説明と、手術の詳細を説明いたしますので、翌日以降でクリニックにお越し頂き、説明を受けて頂きます。
次の来院日が手術日となります。手術翌日に、院長の電話診察があります。また、手術後は24時間、院長と直接電話が可能な状態となっています。手術後、1週間以内に一度来院頂き、創部とそけい部の確認をします。その後は、術後1カ月、6カ月の診察があり、終診となります。
3割負担の患者さまの場合、腹腔鏡手術では初診から終診まで、最大で12~13万円です。高額療養費の自己負担限度額がありますので、ご自身の収入により負担額は減額されます。詳しくは、お電話でお問い合わせ下さい。
以前に受けられた手術の内容にもよりますが、多くの場合、可能です。これは、当院の腹腔鏡手術が、直接「おなかの中(腹膜の中)」に入らない手術であることが大きな理由です。
現在、日本でのそけい部ヘルニアに対する腹腔鏡手術は、約8割がおなかの中に入る手術、残りの約2割がおなかの中に入らない手術で行われています。手術既往がある患者さまの場合、どうしてもおなかの中に、「癒着」という「くっつき」があります。そのため、おなかの中に入ってする手術は、難しくなる場合が多くなります。一方、おなかの中に入らない手術の場合、おなかの中の癒着が関係なくなりますので、問題なく手術を行うことが可能となります。
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